日本歴史地名大系 「横内城跡」の解説 横内城跡よこうちじようあと 青森県:青森市横内村横内城跡[現在地名]青森市横内 亀井横内集落の東、横内川西岸の亀井(かめい)にあり、常福(じようふく)院一帯をしめる平城跡。鏡(かがみ)城ともよぶ。南部氏二〇代信時の四男堤弾正光康が、堤(つつみ)ヶ浦(現松原二丁目)からこの地に移ったのが明応七年(一四九八)という(横内村誌)。天正一三年(一五八五)大浦(津軽)為信の外ヶ浜(そとがはま)征圧により、堤氏が没落すると、弘前藩はこの城に「城番十人衆」を置いた(津軽一統志)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by