此方寄りて(読み)こちよりて

精選版 日本国語大辞典 「此方寄りて」の意味・読み・例文・類語

こち【此方】 寄(よ)りて

  1. 近年になって。今の世に近づいて。
    1. [初出の実例]「この国のみかど、六十余代にならせ給ひにけれど、この次第書き尽くすべきにあらず。こちよりての事をぞ記(しる)すべき」(出典栄花物語(1028‐92頃)月の宴)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 次第

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む