精選版 日本国語大辞典 「此\是ならず」の意味・読み・例文・類語
これ【此・是】 ならず
- ( 「これのみならず」の意 ) これだけでない。こればかりか。あまつさえ。
- [初出の実例]「ふなこかぢとりふなうたうたひて、なにともおもへらず。そのうたふうたは〈略〉これならずおほかれども、かかず」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月九日)
1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...