土左日記(読み)とさにっき

精選版 日本国語大辞典 「土左日記」の意味・読み・例文・類語

とさにっき【土左日記・土佐日記】

  1. 紀行日記。一巻。紀貫之(きのつらゆき)著。承平五年(九三五)頃の成立。承平四年一二月二一日、任国土佐を発して翌年二月一六日に京都に着くまでの見聞や、海路辛苦のさまに、亡児への追想歌論などをおりまぜ、女性に仮託して仮名書きで作品化したもの。事実の記録である男性官人の漢文日記に対し、仮名文和歌とで心情を述べる新しい仮名日記文学のジャンルを確立した。とさのにき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「土左日記」の解説

土左日記

高知県高知市、青柳製造・販売する銘菓餅粉を使った求肥小豆のこし餡を包みそぼろをまぶしたもの。高知県産の四万十栗を使った栗餡入りのものある。

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