殊ない(読み)ことない

精選版 日本国語大辞典 「殊ない」の意味・読み・例文・類語

こと‐な・い【殊ない】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ことな・し 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「ない」は接尾語 ) この上ない。格別である。殊のほかだ。こよなし。
    1. [初出の実例]「天の河みぎはことなくまさる哉いかにしつらむ鵲(かささぎ)の橋」(出典:寛和二年皇太后詮子瞿麦合(986))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 文語形 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む