毛挙に遑あらず(読み)もうきょにいとまあらず

精選版 日本国語大辞典 「毛挙に遑あらず」の意味・読み・例文・類語

もうきょ【毛挙】 に 遑(いとま)あらず

  1. あまりにたくさんあるので、細かいことまでいちいち数えきれない。
    1. [初出の実例]「諸州刺史、辞退之後、拝任要国之輩、蹤跡多存、不毛挙」(出典朝野群載‐二二・康平七年(1064)源義家受領吏申文)
  2. ものを書くための暇がない。
    1. [初出の実例]「公私忿忙之間、不毛挙」(出典:庭訓往来(1394‐1428頃))

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