…紐を信仰と結びつけて用いる例はいくつもあり,神道では拝殿前の垂(たれ)紐を引いて神鈴を鳴らすことにより,また山車(だし)の綱を引っ張ることによって,神の声をきき,神の加護をうけることができるとしており,これは神と人を結ぶ役目を果たすものである。諏訪大社の御柱曳綱(おんばしらひきづな)をはじめ東大寺の開眼縷(かいげんる)(筆に結びつけた紐を各僧侶が握る行事)や延暦寺,東本願寺の毛綱(けづな)なども同じ思想にもとづく紐である。仏教の世界では人間をこの世(俗界)から仏の世界(浄界)に救い上げるためには浄界から降ろされた綱につかまれといい,《栄華物語》によれば,藤原道長は臨終の折に,阿弥陀如来の手を通した五色の糸を握っている。…
※「毛綱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新