毳冕(読み)ぜいべん

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世界大百科事典(旧版)内の毳冕の言及

【服制】より

…五帝(太古の5人の帝王)を祀るときも同様である。先王(いにしえの偉大な天子)を享(まつ)るときは冕(こんべん)(竜のぬいとりをした礼服と冠)し,先公(王室の先祖)を享り饗射(きようしや)(お客のもてなしと弓を射る礼)するときには鷩冕(べつべん)(キジを描いた礼服と冠)し,四方の山川を祀るときは毳冕(ぜいべん)(虎と猿を描いた礼服と冠)し,社稷(しやしよく)(土地と穀物の神)と五祀(ごし)(五行の神)を祭るときは希冕(きべん)(米粒のぬいとりをした礼服と冕)し,その他の群小のお祭りには玄冕(衣に模様なく裳にぬいとりがあるだけの礼服と冠)する……〉。 このあと,縦軸に視点が移り,公は冕以下,侯・伯は鷩冕以下,子・男は毳冕以下,孤(大臣クラス)は希冕以下,卿(けい)・大夫(たいふ)は玄冕以下の着用が許されると書かれている。…

※「毳冕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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