気を砕く(読み)キヲクダク

デジタル大辞泉 「気を砕く」の意味・読み・例文・類語

くだ・く

いろいろと心配する。気遣いをする。心気しんきを砕く。「人間関係に―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気を砕く」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 砕(くだ)

  1. いろいろと心配する。心を砕く。
    1. [初出の実例]「弟ゆへに気をくだく粉や孫右衛門は先に立」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)下)
  2. やる気をなくす。意気ごみを失う。
    1. [初出の実例]「かのいのししきをくだひて、『所詮かやうのやつばらにくみせんよりは、他人にうやまはればや』とおもひて」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む