気を砕く(読み)キヲクダク

デジタル大辞泉 「気を砕く」の意味・読み・例文・類語

くだ・く

いろいろと心配する。気遣いをする。心気しんきを砕く。「人間関係に―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気を砕く」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 砕(くだ)

  1. いろいろと心配する。心を砕く。
    1. [初出の実例]「弟ゆへに気をくだく粉や孫右衛門は先に立」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)下)
  2. やる気をなくす。意気ごみを失う。
    1. [初出の実例]「かのいのししきをくだひて、『所詮かやうのやつばらにくみせんよりは、他人にうやまはればや』とおもひて」(出典:仮名草子・伊曾保物語(1639頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む