気助かり(読み)きだすかり

精選版 日本国語大辞典 「気助かり」の意味・読み・例文・類語

き‐だすかり【気助・気扶】

  1. 〘 名詞 〙 安心なこと。気苦労の少ないこと。
    1. [初出の実例]「其ままに・二かいのねまは気助(タスカ)り」(出典:雑俳・うき世笠(1703))
    2. 「そなたの育ちが良さに年よりはおとなしい。此様な子を持は親の大きな気助り」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む