水野権平(読み)みずの ごんぺい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「水野権平」の解説

水野権平 みずの-ごんぺい

?-? 江戸時代中期-後期武士
尾張(おわり)名古屋藩林奉行で,天明元年(1781)水野代官を兼任享和のはじめ瀬戸の陶業がおとろえたとき,庄屋加藤唐左衛門と陶工加藤民吉の訴えをききいれ,磁器の創製を後援した。熱田奉行津金文左衛門とともに瀬戸磁器創業の功労者。名は正恭。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例