水銀触媒(読み)スイギンショクバイ

化学辞典 第2版 「水銀触媒」の解説

水銀触媒
スイギンショクバイ
mercury catalyst

水銀触媒作用を利用した触媒.水銀の触媒作用として知られているのは,すべて水銀化合物の触媒作用であり,とくにアセチレンへの付加反応に有効である.

いずれの場合にも,アセチレンと水銀の錯体中間体となると考えられている.これらの合成法は,現在ではすべてエテン原料からの合成法に切りかえられているほか,毒性の強いアルキル水銀が生成するため使用されていない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む