水隠(読み)みがくる

精選版 日本国語大辞典 「水隠」の意味・読み・例文・類語

み‐がく・る【水隠】

〘自ラ下二〙 水中にかくれる。水の中にあって見えなくなる。
古今(905‐914)恋二・五六五「河の瀬に靡く玉藻のみがくれて人に知られぬ恋もするかな〈紀友則〉」

み‐がくれ【水隠】

〘名〙 水中に隠れること。水の中に入って姿が見えなくなること。
蜻蛉(974頃)下「みがくれのほどといふともあやめぐさなほ下刈らん思ひあふやと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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