デジタル大辞泉 「水霧らふ」の意味・読み・例文・類語 みな‐ぎら◦う〔‐ぎらふ〕【▽水▽霧らふ】 [連語]水しぶきが立ち続ける。「―◦ふ沖つ小島に風をいたみ舟寄せかねつ心は思へど」〈万・一四〇一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「水霧らふ」の意味・読み・例文・類語 み‐な‐ぎら・う‥ぎらふ【水霧】 〘 連語 〙 水しぶきが立ち続ける。[初出の実例]「水霧相(みなぎらふ)沖つ小島に風をいたみ舟よせかねつ心は思へど」(出典:万葉集(8C後)七・一四〇一)水霧らふの補助注記霧が立ちこめるの意のキルのキは上代には乙類であるのに対し、「漲ふ」のギは甲類なので別語。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例