別語(読み)べつご

精選版 日本国語大辞典 「別語」の意味・読み・例文・類語

べつ‐ご【別語】

  1. 〘 名詞 〙 別のことを話すこと。また、そのことば。言いかえた別の表現別言
    1. [初出の実例]「小山則承別語。忠綱非其列」(出典吾妻鏡‐養和元年(1181)閏二月二三日)
    2. 「行方不明は戦死の別語(ベツゴ)にあらずんば、不幸にして負傷後敵の攫(さら)ふ所となって」(出典:銃後(1913)〈桜井忠温〉一一)
    3. [その他の文献]〔袁凱‐京師得家書詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「別語」の読み・字形・画数・意味

【別語】べつご

別れの時のことば。唐・韓〔霊師を送る〕詩 別語、出だすことを許さず 行裾、動(やや)もすれば牽(ひ)かるるに(あ)ふ 州競ひて招す 書札何ぞ(へんぺん)たる

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