氷室の節句(読み)ヒムロノセック

デジタル大辞泉 「氷室の節句」の意味・読み・例文・類語

ひむろ‐の‐せっく【氷室の節句】

江戸時代行事の一。暑い盛りの陰暦6月1日に、前年の冬の雪水で作った折餅へぎもちまたは氷餅こおりもちなどを祝って食べた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「氷室の節句」の意味・読み・例文・類語

ひむろ【氷室】 の 節供(せっく)

  1. 江戸時代、六月一日の称。この日は、前の年の冬に雪水で作った折餠(へぎもち)、あるいは氷餠(こおりもち)を祝って食べた。氷餠の祝。《 季語・夏 》 〔俳諧・滑稽雑談(1713)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android