氷河氷(読み)ひょうがひょう(その他表記)glacial ice

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「氷河氷」の意味・わかりやすい解説

氷河氷
ひょうがひょう
glacial ice

積雪昇華融解凍結を繰返して密度を増し,1cm3あたり 0.8gをこえたもの。氷の結晶は一般に直径数 cmであるが,ときには十数 cmに達する。

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世界大百科事典(旧版)内の氷河氷の言及

【氷河】より

…氷河に関する科学を氷河学glaciologyという。これは自然地理学,地質学,地球物理学,地球化学などと関連があり,細分すれば,氷河にかかわる気象・気候を研究する分野,氷河の流動を研究する分野,氷河氷の形成・変態・物性などを研究する分野などに分けられる。現在,日本には氷河が存在しないため,研究者の数は多くはないが,国外の氷河を対象に活発な研究活動が行われている。…

※「氷河氷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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