氷蓄熱システム(読み)コオリチクネツシステム

デジタル大辞泉 「氷蓄熱システム」の意味・読み・例文・類語

こおりちくねつ‐システム〔こほりチクネツ‐〕【氷蓄熱システム】

水を氷または湯にして熱を蓄え、それを空調などに利用すること。夏は夜間に氷をつくり、昼間冷房に用い、冬は夜間にお湯をつくり、昼間に暖房に用いる。夜間は昼間に比べて電気代が安いため、低コストで運用できるほか、電力会社側も昼夜間の電力消費の平準化を図れる利点がある。氷蓄熱空調システム。氷蓄熱式空調システム。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android