精選版 日本国語大辞典 「汀優る」の意味・読み・例文・類語 みぎわ【汀】 優(まさ)る ① (汀の水が増すというところから) 涙がとめどなく流れる。※貫之集(945頃)八「君を惜しむ涙おちますこの川のみぎはまさりて流るべらなり」② きわだってすぐれる。※幸若・烏帽子折(室町末‐近世初)「物あひすむだる所は、唐橋殿の笛にはみきはまさっておぼえたり」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報