精選版 日本国語大辞典 「幸若」の意味・読み・例文・類語 さい‐わか【幸若・才若】 〘 名詞 〙① 正月に万歳(まんざい)の太夫の連れを務める男。小鼓を打ちながら滑稽なかけあいをする。才蔵。[初出の実例]「お江戸は七まんざいと、やい、さいわかお旦那へ金がまいった」(出典:歌謡・淋敷座之慰(1676)江戸まんざい)② 「さいわかまい(幸若舞)」の略。 こうわかカウわか【幸若】 〘 名詞 〙 「こうわかまい(幸若舞)」の略。[初出の実例]「かうわかまはせらるる」(出典:御湯殿上日記‐文明一七年(1485)閏三月一一日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例