汗水流す(読み)あせみずながす

精選版 日本国語大辞典 「汗水流す」の意味・読み・例文・類語

あせみず【汗水】 =流(なが)す[=垂(た)らす]

  1. 汗を水のように流す。精を出して働く。
    1. [初出の実例]「夕露のそそく梶の葉をし拭ひ〈正章〉 汗水たらしずほうするなり〈友仙〉」(出典:俳諧・紅梅千句(1655)九)
    2. 「たった六百で、あのとほりふたりして汗水(アセミヅ)ながしてかついで来たは、やすいものだ」(出典滑稽本・続膝栗毛(1810‐22)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android