江戸図正方鑑(読み)えどずせいほうかん

日本歴史地名大系 「江戸図正方鑑」の解説

江戸図正方鑑
えどずせいほうかん

一四二・五×一五三・五センチ 木版手彩 温清軒 元禄六年 都立中央図書館・東京都公文書館ほか

解説 元禄期の大絵図の一種で、大名家紋のほかに槍鞘印・名主・近郊名所・道のりなどを目録に掲げて表記する。範囲は江東部分にも及ぶが、大路以外は墨線一本のみ。単刊に終わり同八年の内容改訂潮時表を加えた江戸図正大全に引継がれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android