江戸版(読み)えどばん(その他表記)edoban

図書館情報学用語辞典 第5版 「江戸版」の解説

江戸版

17世紀半ば以降,出版の中心京阪から江戸に移行し,元禄頃からは江戸が中心になった.京都大阪の上方地方の出版物上方版というのに対して,江戸で出版された本を江戸版という.特に元禄期までに刊行されたものを指すことが多い.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android