20世紀日本人名事典 「池貝 庄太郎(1代目)」の解説
池貝 庄太郎(1代目)
イケガイ ショウタロウ
明治〜昭和期の実業家 池貝鉄工所創立者。
- 生年
- 明治2年10月10日(1869年)
- 没年
- 昭和9(1934)年7月28日
- 出生地
- 東京
- 出身地
- 千葉県
- 経歴
- 安房加知山藩士の子。明治15年横浜に出て、西村機械製造所の徒弟となり、19年田中製作所(後の芝浦製作所)に転じ、旋盤の修理改造技術を習得。22年独立して池貝工場を設立、同年国産第1号の旋盤を完成。のち池貝式セミディーゼル機関、ガソリン石油機関、超高速度旋盤などの製作に成功、100件以上の発明特許をとった。39年工場を合資会社池貝鉄工所に改組、大正2年株式会社に改組(池貝鉄工の前身)。東京鉄工機械同業組合副会長を務め、わが国機械工業界に大きく貢献した。池貝同族合資会社代表社員。長男勝雄が2代目庄太郎を襲名した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報