沃っ懸ける(読み)いっかける

精選版 日本国語大辞典 「沃っ懸ける」の意味・読み・例文・類語

いっ‐か・ける【沃懸】

  1. 〘 他動詞 カ行下一段活用 〙 ( 「いかく(沃懸)」の変化した語 ) 水などを注ぎかける。また、一息に飲む。
    1. [初出の実例]「沢の字は油をいっかけた様にうるうるとしたなりぢゃと有ぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android