沖ついくり(読み)おきついくり

精選版 日本国語大辞典 「沖ついくり」の意味・読み・例文・類語

おきつ【沖つ】 いくり

  1. 海底にある岩。沖の暗礁
    1. [初出の実例]「海(わた)の底(そこ) 奥津伊久利(おきつイクリ)に あはび珠 さはにかづき出(で)」(出典万葉集(8C後)六・九三三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android