油に水の交じる如し(読み)あぶらにみずのまじるごとし

精選版 日本国語大辞典 「油に水の交じる如し」の意味・読み・例文・類語

あぶら【油】 に 水(みず)の交(ま)じる如(ごと)

  1. しっくりとなじまないたとえ。油に水。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「とと様は後連、母様一人がほんの親何所やら油に水交(マジ)る」(出典浄瑠璃・傾城思升屋(1715頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 後連 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android