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油母 ゆぼkerogen

岩石学辞典の解説

油母

頁岩の中の炭質物で,二硫化炭素に溶解せず,蒸留によって油を生じるもの[Steuart : 1912].ギリシャ語のkerosは蝋の意味.ケラ瀝青(kerabitumen)[Potonie : 1950],ペトロロジェン(petrogen)[Henson : 1922].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

世界大百科事典内の油母の言及

【オイルシェール】より

…油母ケツ岩,油ケツ岩ともいい,粘土質の層状岩で,乾留によって天然の石油と同じ性質の油分(ケツ岩油,シェールオイルshale oil)を約40l/t以上留出するようなケツ岩をさす。オイルシェールは,石油根源岩と同類のものであるが,石油を生成するほどの熱を受けておらず,通常の石油根源岩より有機物の含有量が多い。…

【石油根源岩】より

…一般には,あまり熱変質を受けていない黒色あるいは暗灰色のケツ(頁)岩,泥岩,石灰岩などの細粒堆積岩が根源岩として考えられている。石油母岩ともいわれるが,現在ではこの用語はあまり使われていない。 根源岩の有機物分析によると,優秀な根源岩は,ケツ岩や泥岩の場合,有機炭素量1%以上で石油炭化水素抽出量200ppm以上含有する岩石とされているが,最近では,有機炭素量で0.5%以上,石油炭化水素抽出量で50ppm以上含有する岩石を良好な根源岩と評価基準を広げている。…

※「油母」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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