油船運上(読み)あぶらふねうんじょう

精選版 日本国語大辞典 「油船運上」の意味・読み・例文・類語

あぶらふね‐うんじょう‥ウンジャウ【油船運上】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、油絞りを業とする者が油船の数に応じて上納した税。油絞冥加(あぶらしぼりみょうが)。〔地方凡例録(1794)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の油船運上の言及

【運上】より

… 帆別運上帆の数を基準に廻船に課すもの。 油船運上1772年創設。油絞り業者の持つ油船の数に応じて課すもの。…

※「油船運上」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android