泉斜汀(読み)イズミ シャテイ

20世紀日本人名事典 「泉斜汀」の解説

泉 斜汀
イズミ シャテイ

明治〜昭和期の小説家



生年
明治13(1880)年1月31日

没年
昭和8(1933)年3月30日

出生地
石川県金沢

本名
泉 豊春

経歴
兄鏡花の指導で紅葉門下生となり、明治33年「監督喇叭」を発表。下町小説、狭斜小説を多く発表し、「木遺くづし」「離縁状」「廃屋」などのほか著書に「松葉家の娘」「深川染」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android