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法正林 ほうせいりん normal forest

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

法正林
ほうせいりん
normal forest

森林経理学の基礎概念の一つ。材積収穫の厳正保続 (木材収穫量が毎年均等に入ってくるような作業方式) を実現しうる内容をそなえた森林のこと。森林の法正状態の判定には,林木の齢級分配と林分配置,その結果としての蓄積・生長量などが規準とされる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の法正林の言及

【国有林】より

…このように,国有林経営を技術的に基礎づけたのが〈施業案〉技術であるが,この理論は,明治初期,ドイツから輸入されて以降,国有林のみならず日本の全森林の経営理論として適用された。植栽と伐採のバランスを厳格に維持し,永久に生産を続ける〈保続〉思想を基礎においた理論で,その保続生産を実現するため〈法正林〉の造成が重要であるとした。法正林とは,一定面積の森林内で,0年生(伐採跡地)から,1,2,3,……,n年生(伐採に適した年齢)のすべての階齢の樹木を同量ずつ保有するよう仕立てられた森林をいい,毎年生長量だけ伐採し,その跡地に植林することにより,木材生産は永久に続くと想定したモデル森林である。…

【御料林】より

…御料林一般の経営方針は1934年につくられた“百年計画”で確立した。百年計画では林業経営の理想型である法正林(伐採と植栽面積が均衡し,永久に優良な用材を生産できる森林)をつくり上げることが目的とされた。46年公布の日本国憲法では〈すべて皇室財産は国に属する〉(88条)こととなり御料林制度も廃止された。…

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