家政(読み)かせい(英語表記)house hold; house economy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

家政
かせい
house hold; house economy

一家の生活にかかわる諸事を処理し,治めること。現在の日本では主婦の仕事の範疇と考えられがちであるが,旧民法下では家長 (男性) によるものであった。また,ギリシア語で家政を意味するオイコノモス oikonomosは,家と秩序を意味する言葉の結合語で,経済 economyの語源となっている。このように家政は民族,階層,時代の違いなど,家のさまざまな形態によって異なるもので,新しい家政のあり方を模索することは単に生活学だけでなく全地球的課題といえる。

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大辞林 第三版の解説

かせい【家政】

家をおさめること。特に、日常の家庭生活を処理してゆく方法。

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精選版 日本国語大辞典の解説

か‐せい【家政】

〘名〙 一家をまとめ、おさめること。日常の家庭生活を処理してゆくこと。また、その方法や、それによる暮らしかた。〔日誌字解(1869)〕
※姉と弟(1892)〈嵯峨之屋御室〉「お花は家政(カセイ)の改革を名として」

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世界大百科事典内の家政の言及

【鎌倉時代】より

… 平安後期,鎌倉時代は権力が多元的に分裂した時代である。有力貴族(大社寺もこれに準ずる)は権門として,院政・幕府などの公権力から独立した家政を行っており,公権力はその家政の内部には干渉できなかった。権門は知行国・荘園などを経済的基盤とし,その家政は政所(まんどころ)などの家政機関によって行われ,権門に従属する下級貴族が家司(けいし)として家政を運営した。…

※「家政」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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