波の手(読み)なみのて

精選版 日本国語大辞典 「波の手」の意味・読み・例文・類語

なみ【波】 の 手(て)

  1. 波の中を船などを自由にあやつる技量やてだて。
    1. [初出の実例]「浪(ナミ)の手(テ)風の手を作りて、大なる波をばついくぐり、小浪をば飛び越え飛び越え」(出典源平盛衰記(14C前)四二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む