波の手(読み)なみのて

精選版 日本国語大辞典 「波の手」の意味・読み・例文・類語

なみ【波】 の 手(て)

  1. 波の中を船などを自由にあやつる技量やてだて。
    1. [初出の実例]「浪(ナミ)の手(テ)風の手を作りて、大なる波をばついくぐり、小浪をば飛び越え飛び越え」(出典源平盛衰記(14C前)四二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android