波の標(読み)なみのしめ

精選版 日本国語大辞典 「波の標」の意味・読み・例文・類語

なみ【波】 の 標(しめ)

  1. 長く連なった波頭を、張り渡した標に見立てていう語。
    1. [初出の実例]「かぜふけばなみのしめゆふみたりあしのふしおきこひにしづむころかな」(出典:賀茂女集(993‐998頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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