波候(読み)はこう(その他表記)wave climate

海の事典 「波候」の解説

波候

ある場所における波浪の統計的な性質、平均的な波高・周期、最高波高とその季節変化といったその場所の波浪特性を波候という。海洋建造物の設計や、海上工 事の計画実施航海の安全や経済的運航等にたいする基礎資料として重要である。実際の観測資料が十分でない場合には、気象条件から推算した波浪条件が利 用される。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む