航海(読み)こうかい

精選版 日本国語大辞典「航海」の解説

こう‐かい カウ‥【航海】

〘名〙 海を船で渡ること。海上を船で航行すること。
※志都の岩屋講本(1811)上「航海の術自在成る故に」

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世界大百科事典 第2版「航海」の解説

こうかい【航海】

航海という言葉のもつ意味は,船で海を航行することであり,また出発点から目的地までの海を渡ることである。この航海に対応する英語のnavigationの意味は,語源から見ると船を動かすこととか導くこととなるが,ほとんど航海との差はないといってよいだろう。しかしnavigationに対応する日本語には航海と航法があるので,逆に航海と航法を区別しなければならないこととなる。両者に判然たる差があるわけではないが,強いていえば,航海技術あるいは技術的に見た航海に対して航法という言葉が用いられている。

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普及版 字通「航海」の解説

【航海】こう(かう)かい

海を渡る。〔宋史、張蔵英伝〕の廣順三年、外の親屬びに部の兵千餘人の長幼七千餘口、牛馬計(ばかり)、舟數百ゐて、を航してに歸す。

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世界大百科事典内の航海の言及

【舟∥船】より

…エジプトは大きい木の育たない土地だったから,多数の小さい木材を接ぎ合わせて船を作った。前3000年ころからエジプト人は東地中海を航海するようになり,フェニキア(現在のレバノン地方)から杉材を輸入して大型船を作ったが,構造様式はあまり変わらず,他の地方の船とは異なっている。推進方法は初めは櫂(パドル)でこぎ手は前を向いているが,新王朝の大型船では橈(オール)になる。…

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