精選版 日本国語大辞典 「泣き騒ぐ」の意味・読み・例文・類語
なき‐さわ・ぐ【泣騒・鳴騒】
- 〘 自動詞 ガ五(四) 〙 ( 古くは「なきさわく」 )
- ① ( 泣騒 ) さわがしく泣く。はげしく泣いてさわぐ。
- [初出の実例]「弱くなりにたりとていといたくなきさはきて」(出典:大和物語(947‐957頃)一六五)
- ② ( 鳴騒 ) 虫、鳥、獣などがさわがしく鳴く。
- [初出の実例]「ある日作太郎は、牝鶏が、巣を見下しながら、頻に鳴き噪ぐを聞き」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉五)
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...