泣悲(読み)なきかなしぶ

精選版 日本国語大辞典 「泣悲」の意味・読み・例文・類語

なき‐かなし・ぶ【泣悲】

多武峰少将物語(10C中)「この愛宮のなきかなしび給ふを」

なき‐かなし・む【泣悲】

〘自マ五(四)〙 泣いて悲しむ。なきかなしぶ。
※成尋母集(1073頃)「などて物もいはで、ただなきかなしむことのみして、いだしやり聞えけむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android