愛宮(読み)あいのみや

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「愛宮」の解説

愛宮 あいのみや

?-? 平安時代中期の女性。
藤原師輔(もろすけ)の5女。母は醍醐(だいご)天皇の皇女雅子(がし)内親王。左大臣源高明(たかあきら)の後妻で,源明子(めいし)(明子女王)らを生む。安和(あんな)2年(969)藤原氏の策謀で夫が失脚(安和の変),大宰府(だざいふ)へ左遷されると出家。「蜻蛉(かげろう)日記」「拾遺和歌集」などに歌がのこる。「うつくしのみや」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android