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多武峰少将物語 とうのみねしょうしょうものがたり

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

多武峰少将物語
とうのみねしょうしょうものがたり

平安時代の日記文学。『高光日記』ともいう。作者,成立年未詳。1冊。藤原師輔の8男で歌人の高光 (940頃~994) が応和1 (961) 年に妻子を捨てて出家した前後のことを贈答歌を中心に記したもので,作者は近侍した女房かといわれる。

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デジタル大辞泉の解説

とうのみねしょうしょうものがたり〔たふのみねセウシヤウものがたり〕【多武峰少将物語】

平安中期の物語。1巻。作者未詳。応和(961~964)初年ごろ成立か。藤原師輔(ふじわらのもろすけ)の八男高光が出家して多武峰に草庵を結ぶまでの経緯を、和歌を交えて描いたもの。高光日記。

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世界大百科事典 第2版の解説

とうのみねしょうしょうものがたり【多武峰少将物語】

物語。10世紀後半に成立。右大臣藤原師輔の八男右少将藤原高光は961年(応和1)比叡山で出家し,後に大和の多武峰にこもったが,その出家前後から翌年5月ころまでのことを高光の妻と妹(愛宮(あいみや))の悲嘆を中心につづったもの。歌物語的家集ともいうべき形態の作品で,日記文学としても注目される。作者は高光,妻,妹らのいずれかの乳母,あるいは近侍した女房でもあろうか。なお,その書名の伝えられる《高光日記》と同じものかどうか説が分かれている。

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大辞林 第三版の解説

とうのみねしょうしょうものがたり【多武峰少将物語】

平安時代の物語。一巻。作者未詳。962年頃成立か。少将藤原高光が突然出家して多武峰に草庵を結ぶまでのいきさつと、残された妻子・兄弟の悲嘆を歌を多く交えて描く。高光日記。

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世界大百科事典内の多武峰少将物語の言及

【藤原高光】より

…《高光集》がある。《多武峰少将物語》は出家前後における近親者の悲嘆を中心にまとめた歌物語である。【秋山 虔】。…

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