泥のモスク(読み)ドロノモスク

デジタル大辞泉 「泥のモスク」の意味・読み・例文・類語

どろ‐の‐モスク【泥のモスク】

マリ中部の都市ジェンネの旧市街にあるイスラム寺院イスラム教に改宗したジェンネの王コンボロによりスーダン様式建造。日干し煉瓦れんがを積み上げ、表面に泥を塗って造られており、高さ20メートルのミナレット尖塔)がある。19世紀に破壊されたが、20世紀初頭にフランスにより再建。毎年雨季には泥が塗り直される。ジェンネの大モスク。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android