岩石学辞典 「注入作用」の解説 注入作用 流体が固体の岩石の中に強制的に侵入すること.貫入(intrusion)と同じである.花崗岩質マグマが片理に侵入して縞状となったものを注入片麻岩(injection gneiss)といい,母岩の片理や層理に沿って薄いマグマのシートが無数に貫入することを層々貫入または層々注入(lit-par-lit injection)という[Michel-Levy : 1887]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報