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層理 そうりstratification

翻訳|stratification

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

層理
そうり
stratification

火山岩堆積岩の中にみられる層状の構造。崖などでは平行の縞にみえる。地層が堆積するときの堆積物質や条件の変化による岩質,粒度,膠結物の違いによって生じる。水平的な広がりは層理面または地層面という。

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デジタル大辞泉の解説

そう‐り【層理】

堆積(たいせき)物や堆積条件の変化によって生じる成層構造。地層の断面では、ほぼ平行な縞模様としてみられる。

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百科事典マイペディアの解説

層理【そうり】

地層に見られる縞(しま)模様(成層構造)の一種で,単層と単層の境界面すなわち層理面(層面)が断面に現れてつくる線。葉理とよく混同されるが,層理がよく連続するのに対して葉理は連続性に乏しい。
→関連項目地層

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岩石学辞典の解説

層理

もとの堆積面に平行かそれに近い状態で集合配列したもので,一単層の上限,下限を示す層理を単層理(bedding)という.層理(bedding)はすべての層状堆積をする岩石の配列状態.地層内で鉱物粒子,岩石片などの層状の配列をいい,stratificationと同義[木村ほか : 1973,渡辺編 : 1935].

層理

成層

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世界大百科事典 第2版の解説

そうり【層理 bedding】

成層または層状構造を示す岩石の配列状態を指す。成層の上下の面,つまり層理面というときは,堆積面を指す場合が多く,古環境の推定に重要なものである。しかし,堆積岩といってもある種の砂岩などの岩体は時間・空間的に斜交して存在することがあり,層理も砂岩の色・粒度などから,かろうじて識別される場合が少なくない。層理面は不連続堆積作用によって生じるが,この場合,地層が整合状態であることは当然である。季節変化や局地的海水準変動タービダイトなどにみられるように,供給の周期的繰返しにより堆積の中絶が生じたものと考えられる。

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大辞林 第三版の解説

そうり【層理】

堆積物を構成する物質の差により、地層の断面に現れるほぼ平行な縞模様。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

層理
そうり
bedding stratification

堆積(たいせき)物中にみられる岩石の層状の配列。堆積過程中に、粒子の構成物の変化や流速の変化などで、鉱物粒子や岩石片が層状に配列し、岩質の互いに異なる板状の単層が積み重なっていることをいう。このようにして生じた単層と単層の境界面を層理面とよぶ。単層の内部にみられる葉理は、色調や粒径の違い、粒子の組成の違いによって認識されるが、両者を厳密に区別できないことがある。層理と葉理は、岩質によって上下の地層と区別できる単層の厚さによって区別されることが多い。この場合、単層の厚さが1センチメートル以下のものを葉層とよび、1センチメートル以上の単層と区別する。この両者に対応する成層状態が、葉理(1センチメートル以下)と層理(1センチメートル以上)である。葉理面も通例、層理面とよばれる。
 成層状態を単層あるいは葉層の厚さによって区分する場合は、(1)極厚(ごくこう)層理(1メートル以上)、(2)厚層理(30センチメートル~1メートル)、(3)中層理(10~30センチメートル)、(4)薄(はく)層理(1~10センチメートル)、(5)葉層理(0.3~1センチメートル)、(6)薄葉層理(0.3センチメートル以下)という分類が用いられる。
 また層理ということばは、単に厚さで区別されるだけでなく、堆積時に単層がつくる構造や、単層の内部構造などを区別するときに用いられる。たとえば斜交層理や級化層理はある特定の成層状態を表した堆積構造を示している。[村田明広]

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