洋務(読み)ようむ

普及版 字通 「洋務」の読み・字形・画数・意味

【洋務】ようむ

外務

字通「洋」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の洋務の言及

【清】より

…1861年(咸豊11)のいわゆる辛酉(しんゆう)政変である。この後,若干の経緯を経て西太后は最高権力者となって清末の政局を壟断(ろうだん)するが,彼女の権力基盤のもっとも重要なものは,太平天国鎮圧に功績のあった曾国藩,李鴻章らの洋務派漢人大官僚である。洋務とは外交,貿易,技術導入等,列強と関係することすべてを包括する概念で,第2次アヘン戦争の後始末として締結された北京条約によりさらに従属度を深めた清朝にとって,もっとも重要な政治行為なのであった。…

※「洋務」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android