洞院実熙(読み)トウインサネヒロ

世界大百科事典(旧版)内の洞院実熙の言及

【拾芥抄】より

…3巻。編者は洞院公賢あるいは洞院実熙というが,原型は鎌倉中期に成りその後増補が加えられていったものと考えられる。《拾芥略要抄》《略要抄》ともいう。…

【名目鈔】より

…恒例臨時の公事,殿舎,服飾などに関する用語,名称の故実訓みを後世に伝えるため,室町時代に左大臣洞院実熙が撰述した辞書。恒例諸公事篇,臨時篇,衣服篇などの篇目に分類して約600語を収録し,逐一訓み方を片仮名で傍書するとともに,簡単な解説を加えている。…

※「洞院実熙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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