流寄(読み)ながれよる

精選版 日本国語大辞典 「流寄」の意味・読み・例文・類語

ながれ‐よ・る【流寄】

〘自ラ四〙 多くのものが、流れて一つ所に寄ってくる。また、流れて、ある所にたどり着く。
※後撰(951‐953頃)恋四・八三八「流よるせぜの白浪浅けれどとまる稲舟かへるなるべし〈よみ人しらず〉」
落梅集(1901)〈島崎藤村椰子の実「名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ」

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