落梅集(読み)ラクバイシュウ

デジタル大辞泉 「落梅集」の意味・読み・例文・類語

らくばいしゅう〔ラクバイシフ〕【落梅集】

島崎藤村の詩文集。明治34年(1901)刊。「千曲川旅情の歌」「小諸なる古城のほとり」など、小諸時代の恋愛詩と旅情をうたう自然詩を収める。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「落梅集」の意味・読み・例文・類語

らくばいしゅう‥シフ【落梅集】

  1. 詩文集。島崎藤村作。明治三四年(一九〇一)刊。旅情をうたった詩が多いが、詩から散文へ移ろうとする現実主義的志向も見られる。「小諸なる古城のほとり」や「千曲川旅情のうた」などが有名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android