浅瀬にあだ波(読み)あさせにあだなみ

精選版 日本国語大辞典 「浅瀬にあだ波」の意味・読み・例文・類語

あさせ【浅瀬】 に あだ波(なみ)

  1. ( 「古今‐恋四」の「底ひなき淵やはさわぐ山河のあさきせにこそあだ浪はたて〈素性〉」から ) 浅瀬では、いたずらに波が立ち騒ぐように、思慮の浅い者は、事に当たっていたずらに大騒ぎすることをたとえていう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android