浅甕(読み)サラケ

デジタル大辞泉 「浅甕」の意味・読み・例文・類語

さら‐け【×甕/×瓼】

《「さらげ」とも》底が浅く平たいかめ。水を入れて運んだり、酒をつくったりするのに用いる。
「―にめるおほみき」〈顕宗紀〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浅甕」の意味・読み・例文・類語

さら‐け【浅甕・

〘名〙 (「さらげ」とも) 底の浅いかめ。酒を造るのに用いた。
書紀(720)顕宗即位前(図書寮本訓)「十握稲(とつかしね)を浅甕(サラケ)に醸(か)める酒(おほみき)を」

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