浪坂郷(読み)なみさかごう

日本歴史地名大系 「浪坂郷」の解説

浪坂郷
なみさかごう

和名抄」高山寺本に「奈无左賀」、刊本に「奈無佐加」と訓ずる。「大和志」は「已廃存平井村」として現宇陀郡菟田野うたの町大字平井ひらい比定。同所に小字ナメン坂がある。「続日本紀」和銅六年(七一三)七月六日条に「大倭国宇太郡波坂郷人大初位上村君東人得銅鐸於長岡野地」の記事がみえ、延長六年(九二八)の安倍弟町子家地売券案・安倍乙町子家地売券(内閣文庫文書)に「浪坂郷」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 ひらい

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む